レアム国立公園/Ream National Park
シアヌークビルから南東へ約18kmのところにある国立公園。1993年に保護地域に指定され、2万1000ヘクタールと広大な面積をほこる。うっそうと茂るマングローブ林が広がり、150種以上の野鳥や猿、鹿などが生息している。現在、木々の伐採は禁止されているが、以前は漁業と林業が同地域の人々の生活を支えていたという。公園へはツアーでの参加が基本で、シアヌークビル内の各旅行会社から、ボートトリップ付きの半日ツアーが開催されている(1人15US$程度)。
|(左)ボートトリップの最中、運がよければイルカの群れに出遭えることも。特に乾季の12〜2月にかけて見られることが多いとか (右上)公園内には4つの村があり、どこも漁業で生計を立てている。そのひとつ、トゥモール・トム(Thmor Thom)村には27家族、約120人ほどが住んでいる (右下)ボートツアーは国立公園の入り口からスタートし、マングローブの森へ。ボートで野鳥が飛び交う川を海へくだり、トゥモール・トム村などの村々を訪ねる。そこからは林の中を軽くトレッキング。少しビーチで休んだ後、ボートで再び戻る、というのが定番コース |
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