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祖父から父へ、父から子へ タイソン県ビントゥアン(Binh Thuan)村で代々、武道を家業とするホー一家。ホー・スン師範をはじめ、ビンディン武道の武器の1つであるロイ(Roi)と呼ばれる棒の名手として有名だ。 「生まれたときから跡継ぎとして育てられたから、武道家になるしか道はなかった。期待の分だけ、父ホー・ニューの指導は厳しかった。今では100人の門下生がいるが、武道には体力と精神力が求められる。空気イス30分などの基礎体力作りに耐えれず1〜2年でやめてしまう者も多い。でも、基礎ができて初めて演武が生きてくるんだよ」。 右方写真: 道場の数だけある流派
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(左下)ファン・ト師範には現在、約40人の門下生がおり、中にはクアンチュン博物館で演武を行っている人も。(中央)ビンディン武道では、どの流派も師範の自宅が道場となり、屋外での練習が基本。(右下)拳術の他、刀、槍、棒など6つの武器を使った武術がこの道場の専門。 | |
「大切なのは力を合わせること」
最長寿のビンディン武道家
ファン・ト師範は1925年生まれ。その武道家人生はベトナムの歴史と深く関わっている。
「フランス植民地時代は、都市部以外では武道が禁止されていたから、夜や早朝に森の中で練習していた。アメリカの時代も、武道を練習すれば反政府的と見なされた。それでもビンディン出身なら、その伝統武術を体得するべきだし、実際に当時は男も女も武道を学ぶのが当たり前だったんだ。今の時代は自己防衛と健康が目的だから演武重視。教え子は家族みたいなもんだし、1本の木も集まれば森に、森が集まれば山になるように力を合わせて、大会で勝った時ほど嬉しいことはないよ」。
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(2007年8月号 | 2007年8月9日 金曜日 10:50 JST更新)
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