ザ・チョロンマップ
西側※西側・東側の地図をくっつけてご使用下さい。
東側※西側・東側の地図をくっつけてご使用下さい。
【概要】
チョロンはホーチミン市の5区を中心に、6区、10区、11区の一部を含むエリアを指す。街の興りは17世紀末、明朝の残党がこの地に入植し、フランス植民地時代に米の集散地として急速に発展した。しかし1975年の南北統一前後、資財の国有化が進み、チョロン地区で経済的地位を築いていた華人が国外へ脱出。1979年の中越戦争の影響も加わり、その繁栄は一時勢いを失った。しかし1986年のドイモイ政策実施以降、多くの華人が再びベトナムへと戻り、現在はまたその活気が戻ってきている。
【気候】
熱帯モンスーン気候に属するホーチミン市は、これからの乾季(11月〜4月)が旅行のベストシーズン。雨季(5月〜10月)には激しいスコールが降るが、一日中降り続くことはほとんどない。年間平均気温は約27度。日中は強い日差しが照りつけるが、夜になると比較的涼しくなる。
【チョロン、街歩き。ワンポイントアドバイス】
◎ベトナム一の中華街、チョロン地区は、いつも人の熱気が溢れている。しかし、残念なことに、ホーチミン市内でも特にスリや引ったくり等の犯罪が多い地域。市場や街角などでは、貴重品の管理に十分に気をつけよう。
◎日中は日差しがかなり強いため、散策の際は帽子を忘れずに。また、乾季は空気が乾燥しており、屋台などのドリンクは衛生面での問題も多いため、飲料水を持参しよう。
◎チョロン地区は、バイクタクシーやシクロの客引きが盛ん。お寺を案内した後に、最初に交渉した金額と違う、高額を要求されることも多い。利用の際は十分にご注意を。
◎各お寺の入り口に、時折り入場料を要求する人物が立っていることがあるが、基本的に華僑寺への入場料は無料。
◎交通量が多い上に、チョロン地区には信号機が少ない。シクロ、車、バイクなど、様々な車が行き交っているため、道路を横断する際は、安全確認をお忘れなく。
|