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 そして、暮らしは信心から。ベトナム最古の華僑寺
  17世紀末に華僑がやってきて以来、ホーチミン市には数多くの中国道教寺院が建てられた。その多くがチョロン地区にあり、いくつかは建立当初の姿を今もなお留めている。地元の人々の寺社への信仰は厚く、ゆらめく線香の煙は、年中通して決して絶えることないという。  中国・福建省出身の華僑の手により1760年に建立された、ベトナム最古の華僑寺のひとつ。航海の安全を願って建てられ、本堂には、敷物や雲に乗り、自由に海を越えることができると言われる天后聖母が、3体並べて奉られている。  線香寺の名でも有名で、この寺には渦巻き型の線香が数多く天井から吊るされている。この線香は左手の販売所にて、1本6000ドン(約40円)で購入可能。「合家平安」や「萬事如意」などのご利益が書かれたお札をつけてもらい、吊るす作業も体験できる。 【天后宮/ティエンハウ廟/Chua Ba Thien Hau】住所:710 Nguyen Trai St., Dist.5
 時間:6:00〜17:00
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