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 <ハノイ旧市街訪問、古の街の職人たち>旅のインフォメーション
 【概要】■ハノイ
 ベトナムの首都ハノイ。この街は約1000年の歴史をもち、その至る所にホーチミン廟や文廟、ホアンキエム湖など、ベトナムが歩んできた歴史や文化を色濃く残す場所がたくさんある。ハノイを訪れたなら、旧市街と合わせ、ぜひ足を伸ばしてみてほしい。
 ■気候雨も少なく、日差しも柔らかい10月〜11月が観光のベストシーズン。12月〜4月上旬までは、日本と変わらない寒さの日が続き、4月〜9月上旬まで、気温、湿度ともに高い猛暑となる。
 ■通りと一緒に見て回りたい、旧市街の名所<白馬(Bach Ma)祠>
 李朝の始祖、リータイトー(Ly Thai To)帝に、タンロン城壁の完成を導いたと言われる伝説の白馬を奉る祠。祠の奥に、白馬の像が安置されている。
 <東河門(Dong Ha Mon)>
 旧市街の元となった、タンロン城の城門。本来は16門あったものだが、現存するのはこの門のみ。
 <ドンスアン(Dong Xuan)市場>
 ハノイ市民の生活を支える、ハノイ最大の市場。食料品から衣類まで、なんでも揃う。建物の周辺には、路上市場も。
 <ハンザ(Hang Da)市場>
 ベトナムの伝統陶器バッチャン焼の店が数多く立ち並ぶ。お土産物探しにも重宝。
 ■旧市街散策のワンポイントアドバイス・昼間歩くときは帽子をしっかりとかぶり、日よけ対策は万全に。
 ・ミネラルウォーターを持ち歩こう。
 ・人ごみの多い旧市街。外国人観光客目当てのスリも多いので、貴重品の管理は慎重に。
 ・旧市街内は、シクロやバイクドライバーの客引きが盛ん。必要のない場合はしっかりと断ろう。
 ・道が入り組んでいるため迷いやすい。迷った時は、ホアンキエム湖、ドンスアン市場、ハンザ市場など、大きな目印となる場所を尋ねるのがマル。
 ・道の名前は、交差点に設置された青いプレートに白字で書かれている。また、お店のお看板には、番地と通りの名前が書かれているものが多いので、そちらも参考に。
 ・旧市街の道路は狭い上に、シクロ、車、バイクなど、さまざまな乗り物が乗り入れる。しかも交通量が多いので、必ず歩道を歩くようにしよう。道を横断する際は、左右の安全確認をお忘れなく。
 参考文献:『ハノイ道めぐり』ハノイ歴史研究会
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