TRAVEL IMFORMATION
【概要】
■ムイネー? それともファンティエット?
今回大きく地域をファンティエットとくくってはいるが、リゾートホテルやショップ、レストランが建ち並ぶのは、ファンティエット市中心部から約10km離れた、ムイネー村へと続くビーチ沿いの一本道付近。ホーチミン市内から北東へおおよそ250km、車で4時間ほどの道のりだ。地元では、この地域をその先にある村「ムイネー」の名で呼ぶことが多く(ビーチの名前もムイネービーチ)、「ファンティエット」はもっぱら市街地を指す。バイクタクシー等で、行き先を告げる際はご注意を。
【シーズン】
■10月からが4月がベストシーズン
1年通して雨の少ないムイネー・ファンティエット。大陸からの季節風の影響により、10月から4月の間、強い北風が吹き付ける。特に12月から3月の間は、ほぼ毎日のように風が吹き、ウインドサーフィンやカイトサーフィンを楽しむには最適の時期となる。また、風が吹く時間帯もほぼ一定しており、早朝は無風、午前中はそよぐ程度、そして午後から夕方にかけて、徐々に強くなっていく。そこで、午前中はのんびりくつろぎ、午後から海に出る。そんなサイクルで楽しむのが一番。
【特産】
■素朴で美味しい、海と太陽の恵み
特産はベトナム料理に欠かせない魚醤ヌックマム。ムイネー村へ向かう途中、道の両側にヌックマム小瓶をたくさん並べている商店を数多く見ることができる。風に乗って漂ってくるその香りは、ベトナムの漁村の風景にぴったり。その他、降雨量が少ないため、サボテン科の植物である「ドラゴンフルーツ」の栽培も盛ん。ホーチミン市で売られているものも、ここから運ばれてきたものが多い。産地だけに甘味が強く、ファンティエットを訪れたなら、一度は食べてみて。 |