【概要】
ホアンリエンソン山脈に抱かれた、海抜1560mの山あいにあるサパ。正式名称はラオカイ省サパ県といい、西隣のライチャウ省とともに、数多くの山岳少数民族が暮らしている。人口約5万人のうち、少数民族は80%以上。1930年代にフランス人によって開発され、今ではベトナム有数の避暑地として人気を集めている。3月〜5月頃と10月〜11月は雨も少なく、トレッキングのベストシーズン。6月〜8月は雨季に入り、1〜2月は激しい寒さに襲われる。夏場でも、夜は10度前後まで気温が下がることもあり、上着は必須。トレッキングに際しては、かなりハードなルートもあるので、トレッキングシューズを必ず持参しよう。
【アクセス】
ハノイ→ラオカイ
列車で約9時間。夜の8時〜10時頃に出発し、翌朝6時頃に到着する。2都市を結ぶ鉄道は、ヴィクトリアエキスプレスやトゥリコエキスプレスなど、各社から専用列車が出ている。
ラオカイ→サパ
ラオカイの町がサパへの入り口。そこからサパへは車での移動となるが、駅前に数多くのミニバスが停まっているので、迷うことはまずない。宿泊客に送迎のサービスを実施しているホテルも多く、所要約1時間。列車の到着時刻にあわせて待機しており、フレキシブルな出発で便利。
ラオカイ→バックハー
日曜に市場が開かれるバックハー。しかし、サパからの日帰りツアーも多く、直接バックハーに入る人はまだまだ少ない。ラオカイ駅前のミニバスは、サパ行きがほとんどで、バックハー行きは極少数。駅前から正面の道をまっすぐ300m程行った突き当たりに、ローカルのバス停があるので、その利用がベスト。所要約2時間。朝6時に着く早朝の列車に合わせた6時30分の便を始め、1日3便。
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