快適な暮らしは、お気に入りの住まいから
ベトナム賃貸物件事情〜HCMC住居編〜
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ベトナムの賃貸住宅は、ローカルのアパートからサービス&各種設備・施設完備の高級マンションまで、条件も場所も実にさまざま。お気に入りの場所を見つけて快適な暮らしを手に入れる基本ノウハウを、ここでしっかりと押さえておこう。
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自分が寝るだけのスペースで十分なのか、家族が安心して暮らせるマンションなのか、値段が高くても中心街に住みたいのか。在住者が選べる物件は、けっこうバリエーションが豊富。自分がもっとも重視するポイントに合わせて、どういう物件を探したいのかを、まず見極めよう。 ※賃料は、間取り、場所、交渉次第で変わるので、あくまで目安程度に
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「フォンチョートゥエー/Phong Cho Thue」、「ルームフォーレント/Room For Rent」(=貸部屋)の看板が目印。部屋はワンルームタイプで、家具付きの場合が大半。台所があると割高になる。賃料には電気・水道料金、掃除・洗濯代などが含まれる場合が多い。同じ建物内に、大家が住んでいることが多い。
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1軒家の各部屋を個別に貸すタイプと、各フロアを貸すタイプ、キッチン共同などがある。看板を見つけたら、まず部屋を見せてもらおう。 |
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一般のベトナム人が住むアパート。スタジオタイプや、寝室、台所、リビングなどが整ったタイプまで、選択肢は広い。別途、電気・水道・ガス・インターネット料金や管理費などが必要。階下や周囲にスーパーやコンビニなどがあるアパートが増えてきている。
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ローカルアパートは間取りや条件に対して賃料が安い物件が多い。中心街から少し離れている場合は、ラッシュアワーの移動時間をチェックしておきたい。 |
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主に外国人向けの高級アパート。部屋には家具を始め、生活に必要な設備が充実しており、掃除などのサービスがある。さらに託児室、プール、テニスコート、フィットネスセンターなども完備。賃料には、一定額の電気料金が含まれることが多い。
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日本で言う、いわゆる「マンション」タイプの間取りで、入居すればすぐに生活が始められる設備等の充実度が売り。その分、料金も他の物件に比べて高めの設定だ。 |
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ベトナム風の家から、庭&プール&セキュリティーや家政婦用の部屋付きのヴィラまで、実に様々。ローカルの家は、平屋や2階建てなどが少なく、3階建て以上が主。公共料金は別途必要。貸家の看板は「ニャーチョートゥエー/Nha Cho Thue」(=貸家)と家の前に掲げられていることが多い。
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地元の人が住むエリアはもちろん、外国人が多く住むエリアに集中していることも多い。「コンパウンド/Compound」と呼ばれるエリアは、セキュリティーゲートつき。 |
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(2009年07月号 | 2010年2月18日 木曜日 16:41 JST更新) |