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夜の街をバイクでグルグル走り回る人々。特にどこへ行くという風でもない様ですが、いったい何をしているのでしょう? |
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ベトナム名物、バイクの洪水。夜になるとその勢いは更に増し、暴走族さながらの場合もしばしばです。遊ぶ場所が少ないこともありますが、何よりここは暑いベトナム、ズバリ「涼しい」のです。
エアコン所有率も未だ低いため、恋人たちのデートから、家族サービスまで、就寝前にバイクで走れば気分爽快。きっと良い夢が見られることでしょう。 |
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友達が何かあるとすぐに、腕を組んできます。街中でも、腕を組んだまま歩く女の子をよく見かけますが、いくら仲が良いからといって、ちょっとやり過ぎでは? |
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欧米人並とはいかないまでも、ベトナム人も負けず劣らず過剰なスキンシップを好みます。仲が良ければ腕も組む。彼らにとって、それは自然。つまりは何の意図もない、愛情豊かな人々と解釈するのが得策です。とはいえ、もちろん男同士が手を組むのは、やはり少し変だそう。 |
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市場のおばさんが手を使って数を数える時、指の節を数えていました。指を折って数えないんですね。 |
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両手の指は合わせて10本。それにくらべ、指の節は片手で12節(親指除く)。両手なら、最大24まで数えられます。つまり単純に合理的、というわけです。
ちなみに、片手で12ということは、ちょうど干支も一まわり。干支のあるベトナムでは、その計算にも便利だとか。
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友人が旅行に行くと、決まっていつもお土産は果物。しかも大量に買い込んできます。もちろん嬉しいのですが、町中でも買えるのに、とつい思ってしまいます。 |
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旅先の特産をお土産は食べ物が一番。そしてその中でも無難なものが果物だとか。しかし、産地で買ったものは町中よりも美味しいと、期待度も違います。
それ故か、あまり美味しくない場合は、味の見る目を疑われますのでご注意を。大量に買い込むのは、大量に配るため。知人、隣人、同僚と、お裾分けの精神です。 |
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座る際、しゃがみこむことの多いベトナム人。先日珍しく地べたに座る人を見ましたが、靴を脱いでお尻の下に敷いていました。靴を脱いでいるので当然裸足。足は汚れてもいいの? |
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足は払ったり、洗えばそれで良い話。しかし、もしズボンが汚れれば、洗濯しなくてはダメ。つまりは手間がかかるのです。
しかも、足の裏なら汚れていても、少なくとも他人からは見えません。汚れを決して人に見せない、ベトナム人の心意気もなかなかです。 |
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雨の日は、みんながみんな、雨合羽。まるでてるてる坊主のようです。どうして傘を使わないの? |
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バイクでの移動が基本のベトナムでは、運転中に傘をさせないため、雨合羽が重宝されています。しかし、徒歩の場合も雨自体がスコールのように一時的に降ることが多く、すぐにカラッと晴れるため、少し雨宿りすれば良いだけ。わざわざ傘を持ち歩く必要がないのです。
ちなみに、雨合羽は種類も豊富。2000ドン(約15円)から3万ドン(約230円)くらいまで、道ばたで簡単に買うことができます。 |
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結婚式でのこと。招待状に記載された開始時間に行くと誰もおらず、ようやくゾロゾロ集まり始めたのは、その1時間後。しかも誰だかわからない無名の歌手のミニコンサートが突然始まったり、式の進行お構いなしに、誰もが食事に夢中だったり。挙げ句の果てに、食事が終わると来賓客のカラオケ大会に突入。さらに歌わない人はゾロゾロと自然解散していきます。新郎新婦の晴れ舞台、本当にそれでいいの? |
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一度参加した人は誰もが驚くベトナムの結婚式。「自由に心の底から楽しむことが、逆に2人を祝福することになるのです。」なんてことを言う人もいますが、実はそれほどのこともありません。もちろん祝福はしていますが、単純な話、宴会みたいなものだとか。結婚式は無礼講、食べて、飲んで、歌って、踊って。当然帰りたくなったら帰る、というわけです。つまりは、我慢するのは結婚する2人。祝福される側も、ひと苦労なのです。
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隣人が犬とネコを飼っているのですが、ネコに名前がありません。呼ぶときはいつも「ねこ!」。対して犬の名前は「小泉」そして「ブッシュ」。このネーミングセンス、どうなの?
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ベトナムでは、猫はペットではなく、単にネズミを捕るために飼われている場合が多く、そのため名前は必要ないとのこと。逆に犬は通常ペットとして扱われ、そのため名前も付けられます。ただし、自分たちの子供にはなかなか付けられない、耳に珍しい名前を付けるのが流行らしく、特に海外の著名人の名前が好まれているとか。
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現在マンションに住んでいるのですが、なぜか高い階の方が家賃が安いんです。景色も良くて家賃も安いとなれば、もちろん嬉しいのですが、どうして? |
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陽当たり、風通し、景色の良い高層階は、日本ならば人気の物件。しかし、ここベトナムでは、使い勝手が悪いと不人気だからです。というのも、まだまだエレベーターを設置したマンションが少ないため、階段を上るのが面倒。また、時おり停電でエレベーターが止まることもあるからとか。
なお、エレベーターのあるマンションがまだ少ないベトナムでは、使用するのに料金がかかる所もあります。
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