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誕生日。ベトナムでは友人たちを食事に招待して、その支払いを全てしなくてはならないと聞きました。私の誕生日なのになぜ? |
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日本では、大人になるとあまり行いませんが、子供の頃の誕生日パーティーと同じ。自らパーティーを開催し、友人、知人を招待するのがベトナムの誕生日スタイルというわけです。
プレゼントをもらう分、食事に招待するのはお返しの気持ち。他にも、無事誕生日を迎えられたと、自分の周囲の人々へ感謝の念を表すという考え方もあるそう。 |
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どうしていつも男性は女性に奢らなければならないの?恋人でもない友達同士でもいつも奢り。たまには割り勘で、と本当は言いたいのですが…。 |
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何かと男性が奢る機会の多いベトナム。割り勘は日本では普通ですが、良くも悪くも見栄っ張りなベトナム人。女性にお金を払わせないのは、紳士のマナーとして当然のことだとか。
カップル2人だけの場合はもちろん、彼女の女友達にも気前よく驕ります。では「男女が単なる友人同士」の場合は?割り勘もありますが、それでも奢ることはしばしば。紳士の道は、お金無くしてはいばらの道、なのです。 |
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リンゴにナシにスイカにマンゴー、イチゴやパイナップルまで、ありとあらゆる果物に、塩と唐辛子をまぶして食べるのはなぜ? |
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日本ではスイカに塩をかけて甘みを引き立たせる事がありますが、ベトナム人の味覚には、5つの味の基準があると言われています。旨味、辛み、塩気、酸味、甘みの5つで、それらが同時に全て味わえるのが美味しいものという話。
そこで、果物自体に旨味や酸味、甘みがあるとすれば、そこに塩と唐辛子で塩気と辛味をプラスしているのです。 |
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屋台などに置かれている紙ナプキン(又はティッシュ)。食後に口を拭くためかと思いきや、食べる前にお茶碗やお箸を拭いていました。 |
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食器は一応洗われていますが、ベトナム人は綺麗好き。ホコリやアリなど、様々な汚れが付いている可能性が高いため、食器は口に付ける前にまず拭くのが当たり前とか。
ナプキンがなれけばティッシュで、ティッシュがなければ単なる紙で。効果のほどはわかりませんが、要するに、気持ちの持ちよう? |
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洋式トイレの便座に足跡が!?
もしかして、和式トイレのように、便座の上にしゃがんだの? |
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ベトナムのトイレは地べたにしゃがみこむ和式スタイルのものが基本。ホーチミン市やハノイなど、都市部のオフィス、ホテル、レストラン等では洋式のトイレも普及していますが、地方や各家庭ではまだまだ和式風が残っています.
つまり、使い方を知らないのではありませんが、幼いころから親しんできたスタイルは、なかなか変えづらい、というわけ。便座に座って用を足すより、不安定でも便座の上にしゃがみこむ方が楽なのです。 |
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友人に「髪が濡れたまま寝ると早死にする」と真剣に言われました。夜に髪の毛を絶対洗わない&洗ってはいけないというジンクスがあるの? |
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洗ってはいけない、ということはありません。しかし、髪を乾かさずに寝ると体によくない(風邪を引く、頭痛になるなど、当たり前ですが…)、と、幼いころから親にしつけられるとか。
特に時間で言うと、夜10時以降は洗わない、という人が多数。早寝早起きのベトナムだけに、寝るまでに時間も短いため、十分に髪が乾ききらないとか。もちろんドライヤーがあれば、関係ないそうです…。 |
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美容室に専用のシャンプーがありません。並んでいるのはスーパーなどで売られている市販のものばかり…。しかも、その中から好きなものを選んで髪を洗っていました。 |
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ベトナム人にとって、美容室とはリラックスをする場所。髪を切るという目的もありますが、頭のマッサージや洗髪のためだけに行くことも多いのです。つまり、重要なのはシャンプーの製品ではなく、洗髪の技術。またシャンプーは使い慣れたものが一番だとか。
ちなみにシャンプーは持参してもOK。もちろん金額も割り引かれます。 |
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髪を洗う時、カット用の椅子に座ったまま、水洗いもしていない髪にシャンプーの原液を直接ポタポタ。その場で泡まみれにされました。ちゃんとシャンプー台でしてほしい! |
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どの美容室でもよく見られるこの光景。一見不思議に思いますが、実はシャンプー台も店の奥にきちんとあります。
カット用の椅子で行うのは、シャンプーの際のマッサージが行いやすいため。また、シャンプー台が他の人で埋まっていることも多いため、という理由もあるようです。「どこでも見るけど、そんなに客が多いの?」と思いますが、それほどベトナム人は美容室が大好きなのです。 |