<サイゴン・像巡りオリエンテーション> 【歴史発見・その3】 通りの名前の由来 あなたはいくつ知っていますか?
ホーチミン市内の地名を調べてみると、歴史上の人物や事件にちなんで名づけられたものがほとんど。下に幾つかの例を挙げました。皆さんはどれだけご存知ですか?
◆ドン・コイ通り 【地名】 →1960年にベンチェ地方で起こった革命運動 ◆カク・マン・タン・タム通り 【地名】 →ベトナムを独立に導いた1945年8月の革命 ◆レ・ユアン通り 【来事名】 →ベトナム最初の共産党書記長(任期1976〜1982) ◆グエン・フエ通り 【来事名】 →ベトナムのナポレオンと言われる皇帝(1753〜92) ◆レ・タン・トン通り 【人物名】 →数多くの政策を成功させたレ朝の皇帝(1442〜97) ◆レ・クイ・ドン通り 【人物名】 →幅広い分野に精通したベトナム史上最高の学者の1人(1726〜84) ◆ハイ・バー・チュン通り 【人物名】 紀元1世紀頃、中国の侵略に対して立ち上がった姉妹 ◆ファム・グー・ラオ通り 【人物名】 →詩人としても有名な将軍(1254〜1320) ◆メ・リン広場 【人物名】 →ハイ・バー・チュン姉妹の要塞があった場所 ◆ラム・ソン広場 【人物名】 →レ・ロイ王の出身地
【歴史発見・その4】 ベトナム版桃太郎もいる!? 町の中にある伝説を探してみよう
ホーチミン市内の地名には、中国の軍隊を蹴散らしたフー・ドン天子の像、オーラック国を作ったアン・ズォン王の像だけでなく、いろんな伝説上の人々が登場します。
中でもTan Binh(タン・ビン)区にあるAu Co(アウ・コー)通りとLac Long Quan(ラック・ロン・クァン)通りは重要。伝説によれば、妖精であるアウ・コーはラック・ロン・クァンという名の龍と結婚し、100人の子供をもうけました。これがベトナム人の始まりと言われているのです。この2つの通りが交差点近くには、観光名所の1つでもあるGiac Lam(ヤック・ラム)寺(下写真)が建っています。
なお、フー・ドン天子を記念したお祭りが、もうすぐ行われます。場所は、ハノイ市の東側にあるGian Lam(ザン・ラム)区Phu Dong(フー・ドン)村で、昼間にはThuong(トゥオン)寺で祭礼がとり行われ、夜にはベトナムの伝統オペラである「チェオ」が夜を徹して上演されのだとか。開催日は毎年旧暦の4月9日で、2004年は5月27日(木)になります。
<クイズの答え> @National通り→Hai Ba Trung (ハイ・バー・チュン)通り ALe Loi通り→Le Thanh Ton (レ・タン・トン)通り BNapoleon通り→Ton Duc Thang (トン・ドク・タン)通り CDixmude通り→De Tham (デ・タム)通り DDon Dat通り→Thai Van Lung (タイ・ヴァン・ルン)通り
←前のページ
(2004年5月19日 11:50更新)
このページを友だちに知らせる 『answerasia ベトナム版』ベトナムに関する質問をベトナム在住者やみんなで解決。 日通ペリカントラベル・ベトナム支店【クレジットカード決済】
ベトナム旅行スケッチトラベルベトナム(格安ホテル予約・航空券・日本語ツアー) ベトナム発カンボジア旅行・アンコール遺跡の旅【ホーチミン発・ハノイ発】 カンボジア旅行スケッチトラベルカンボジア