＜ホーチミン市で楽しむアートの旅＞
テーマは都会人の悲しみと絶望
ドー・ホアン・トゥオン [Do Hoang Tuong]

「都市では経済が発展し、伝統が壊され、人々の生活も急速に変化している。そんな中で生きる現代人の悩みや絶望を表現するのが私の作品。よく『絵が怖い』といわれるのは、見る人自身が抱えるものを鏡のように映し出すから。でも絵の中の人物は見る人に問いかけることで、心を落ち着かせ立ち止まらせてくれるのです。」

【作品】
''Lying in the Street,' 2004,油彩/キャンバス, 120×90cm

【Profile】
'1960年クアンナム省生まれ。1879年ホーチミン市美術短期大学卒業。1884年ホーチミン市美術大学卒業

今と昔を一つのアートに
ホアン・ユーン・カム [Hoang Duong Cam]

「アートは、見る人の反応も含めたものを指すと思う。過去を忘れずにいる一方、新しい環境を常に意識して前に進んでいくことが大切。昔と今、それをさまざまな表現方法や素材、幾層にも重ねたレイヤーで表現していきたい。」

【作品】
'Filename.disan I,' 2004, 油彩・アクリル／キャンバス, 100×100cm

【Profile】
'1974年ハノイ生まれ。1996年ハノイ美術大学卒業

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（2005年9月27日 火曜日 8:40JST更新）