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ファットジェムでは、ベトナム人に親近感を持ってもらうため(?)、アオザイを着た聖人たちの姿を所々で見ることができる。少しわかりづらいので、注意深く探してみよう。 (写真上) 本堂の祭壇の上部、キリストの肖像画の両端には、アオザイを着た男女&文官と武官の肖像画が。彼らは実在したベトナム人の聖人なのだそう。<MAP@> (左下) 伝統の家の前にある庭には、アオザイを着たマリア&キリスト様の可愛らしいお姿が。必見です。<MAPG> (右下) 「ヨゼフ(キリストの養父)の教会」にあるレリーフ画に、ベトナム風の衣装を着た人々が。また、ドンホー版画でモチーフとして好まれる「ココナッツの木」が描かれているなど、さりげなく地元文化の影響が感じられる。<MAPD> 見所ポイント四★ ハスの花、菊の文様など、仏教文化圏でおなじみの様々なモチーフが、教会のあちこちにちりばめられている。ベトナム文化の中にカトリックを浸透させようとした、先人の努力が伺える。日本人にも馴染み深い花鳥風月の世界を、教会で味わってみよう。 (写真左上) 本堂の天井には、羽衣をまとった天女が飛びかっていそうな仏教風の雲。<MAP@> (右上) 本堂裏手にある「石の教会」と言われる小教会には、なんと陰陽のマーク(大極図)が!<MAPF> (左下) ヨゼフ教会の柱の壁にある、組紐結びの文様。<MAPD> (右中) マリア様の清い心を祭っているとされる祭壇には、ハスの花のモチーフ。このモチーフは「すべての宗教は共存できる」という意味を持つとされている。<MAPF> (右下) 石の教会では、内部の前後左右の壁に松竹梅&菊が彫られている。これらは春(梅)、夏(竹)、秋(菊)、冬(松)を表現しているとのこと。<MAPF> ファットジェム教会 @ファットジェムの歴史 1627年、カトリックの宣教師が船でニンビンに辿り着き、以来ここから紅河周辺にカトリックが普及していった。現在のファットジェム教会は、ベトナム人のチャン・ルック(Tran Luc)神父の指示のもと、1875年から1899年の間に建築された。教会落成後ほどなくして亡くなった彼の墓は、今も鐘の塔と本堂の間に保存されている。 ファットジェム教会 Aレストラン情報 ファットジェムに来たら、ニンビン省名物のおこげ料理「コムチャイ(Com Chay)」はいかが?おすすめはヤギ胸肉のから揚げ(4万ドン/約300円)と、豚モツ入り餡かけごはん(4万ドン/約300円〜)。 Huong Mai(フーンマイ)
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(2007年3月号/2007年3月27日 火曜日 10:40 JST更新) |
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