滝のスケールに感動。
中国人とも「こんにちは」。
駐車場から滝まで徒歩15分ほど。お弁当持参で出かけよう。滝へ向かう道中に小さな橋が2箇所ほどあるが、そこを通るたびに1人1000ドン(約7円)が必要
|
|
|
|
(右下)ダムトゥイ(DamThuy)国境警察署 |
|
タイー(Tay)族やヌン(Nung)族の住まいや田畑を眺めながら、カオバンから山道を進むこと3時間。中国との国境の山間に、全長300メートル、高さ50メートルのベトナム最大級の滝、バンゾック滝はある。見ごろは雨量が増す6月〜9月、その中でも7月と8月が最も美しいと言われている。
車は滝のすぐそばまで近づけないため、ダムトゥイ(Dam Thuy)国境警察署と呼ばれる黄色い建物の前で下車。ここで入域許可証のチェックを受けた後、のんびり15分ほど歩く。道中からも滝の姿を遠目に臨むことができ、近づくにつれ、水しぶきを激しく撒きちらす滝の音がどんどん大きくなってくる。
滝の対岸には中国人観光客の姿が見られるが、ベトナム側から中国へ、またその逆の上陸は、現在ここでは一切許されていない。ただし、水の上ならOK。幌のついたイカダで滝に近づくと、彼らも同じようなイカダでやってくるため、自然と水上での交流も楽しめるのだ。将来的にはこの近隣に、ホテルやウォーターパークなどの施設を作り、中国人観光客もどんどん受け入れていく予定だとか。
しかし、この滝の良さはあくまでも何もない大自然。開発までには数年はかかる予定だが、開発の手が入る前に、是非この滝を訪れてみてほしい。 |