ハノイの定番おやつはいかが?
ベトナム版梅干し オーマイ ざんまい |
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ハノイの街を歩くと、梅干しのような食べ物を大きなビンに入れて売る店をよく見かける。これがハノイ名物のおやつ、「オーマイ/O Mai」だ。ハノイっ子を真似て、オーマイをお茶請けに、おやつタイムを楽しもう。 |
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乾燥した梅干しにショウガの粉末をまぶしたタイプが有名だが、梅以外の果実やショウガ以外の香辛料を使用したものもある。価格は100gで6000〜1万ドン(約30〜50円)ぐらい。客用の茶菓子として利用されることも多いため、来客が多いベトナムの旧正月、テト(Tet)の前後はオーマイの店がにぎわう。 |
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オーマイの名前は、使用した果実や、味や作り方を表す単語の組み合わせで決まる。そのため、名前からだいたいの味がわかるのだ。 |
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オーマイの作り方には、途中で火を入れる方法と非加熱で作る2通りがある。火を通すものは、粘りが出るのが特徴で、名前に「xao/炒める」という単語が入る。 ※どちらの場合も、Dで、ショウガの代りに唐辛子や塩などを加え、味を変える
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オーマイを売る店の多くで一緒に売られているムット(Mut)。オーマイを梅干しにたとえるなら、ムットは果物のジャムに相当する。若い人のなかには、ムットもオーマイの一種と考えている人もいるが、本来は別物だ。ムットは金柑やスモモ、スターフルーツなどに砂糖などを加えて長時間煮込み、乾燥させたもの。オーマイと同じく、お茶請けとして食べられる。
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(2009年02月号 | 2009年2月26日 木曜日 10:16 JST更新) |