[1階]
キン族を中心とした
4民族の生活を展示。
びっくり自転車にまず驚け!
魚捕り用の籠を文字通り山と積んだ自転車が展示されている。「こんなの走れないだろ」とツッコミを入れたくなるけれど、実はベトナム北部のフンイエン(Hung Yen)省に住むウイ(Uy)さんという人が、1982年〜1997年までこのスタイルで行商を行っていたとか。多いときには800個以上の籠を運ぶこともあったという。
写真)左中
ムオン(Muong)族の葬儀風景
カラフルな布が掛けられた棺の前で、棒に頭をつける人物。普段なかなか知ることのできない少数民族の葬儀の様子が人形で再現されている。棺の上の竹竿にかけられているのは亡くなった人の生前の衣服。また竹竿の本数は、その人の子供の数を表しているとか。展示の前のTVモニターでは、実際の葬儀風景の映像を見ることが出来る。
写真)上、右中上
幻の民族、チュット(Chut)族
1960年3月と、比較的最近になって発見された少数民族チュット族は、現在でも原始時代さながらの洞穴暮らしを続けている。そんな彼らを捉えた貴重な写真と生活用具を展示。ただし、あまりにも小さな写真なので見逃さないよう注意。
写真)下、右中下
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