■症例
ベトナム駐在員の妻である28歳の日本人女性が、ベトナムの産婦人科医で診察を受けたところ、妊娠2ヶ月と判明。夫の仕事や家庭の事情を考慮し、ベトナムでの出産を決める。
■今回のドクター
Dr.ジャン・クロード・ティソット(Dr.Jean Claude Tissot)/ハノイフレンチホスピタル
@ベトナムでの出産環境 国際病院の大半で、日本と同等の医療検査機器が完備され、未熟児のための保育器や国際レベルの医師など、24時間体制で適切に対応できる環境が整っています。各病院を実際に訪れて、ご自身の目で確認されることをお勧めします。
Aベトナムで出産するメリット 現地での出産は、飛行機での移動などによる母体への負担が軽減できます。また、パートナーが身近にいられるため、産後の夫婦関係も良好な場合が多いようです。
B無痛分娩 ベトナムでは約90%の人が無痛分娩を希望します。子宮の収縮を助け、母体への負担も軽減されるためです。無痛分娩による脳への障害を懸念される方がいますが、その心配はありません。2日ほど頭痛に悩む方もいらっしゃいますが、全体の5%程と言われています。
C産後入院はまずか1日? 普通分娩の場合、ベトナムの慣習に合わせ、当院でも1日のみの入院になります。もちろん、不安だという方は数日入院していただくことも可能です。
D出産費用 出産のみは1200US$、事前診断も含む場合は2000US$。詳しくは、各病院にお問い合わせください。
Eやはり日本で生みたい場合 航空会社の規定では33週目以降の搭乗は基本的に禁止されています。帰国時には、診断書と飛行機への搭乗許可証を医師に申請し持参してください。
Fベトナムで妊娠中に気をつけること バイクでの移動は絶対に止めてください。魚介類や生野菜は控え、よく火の通った衛生的なものを食べること。水泳やウォーキングなど、ゆっくりした動きが可能な運動をしましょう。
(2006年11月号/2006年11月13日 月曜日 10:57JST更新)
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