■症例
24歳の日本人男性は、屈折異常(近視&乱視)により5年間コンタクトレンズを使用。視力は裸眼で右-7.5、左-7.0。レーシック手術を受け、翌日には視力が両眼1.0、2ヵ月後には同1.2まで回復。
■今回のドクター
Dr. グエン・ティ・ホン・アン(Nguyen Thi Hong An)/ベトナムコリアアイホスピタル
@「レーシック LASIK」とは レーシックは、レーザーを角膜組織に照射して、視力低下の原因である屈折異常(近視、遠視、乱視)を矯正する治療です。
Aレーシックが受けられるのは レーシックを希望される方は、まず適性検査を受けましょう。手術が受けられるのは、次の条件を満たしている場合です。 ・18歳以上で、過去1年間に目の病気・怪我がなく、視力が安定している。 ・角膜ヘルペス(単純ヘルペス角膜炎)の感染歴がないこと。 ・角膜に傷がないこと。 ・シェーグレン症候群、狼蒼(ろうそう)など、自己免疫疾患がないこと。 ・妊娠中・出産直後でないこと。 等
B手術の詳細 一番気になるのが痛みですが、目薬タイプの麻酔を使うため、手術中の痛みは一切ありません。開瞼器(かいけんき)で瞼を開いたまま固定した後、レーザーで角膜を薄く(厚さ130〜168ミクロン)切り取ります(この部分を「フラップ」と言います)。フラップを開き、レーザーで角膜の屈折度を調整した後、洗浄・消毒をしてフラップを元の位置に戻します。手術にかかる時間は両目で30分程度です。
Cベトナムでの手術の安全性&利点 日本などと同様、手術は国際基準に従って行われ、最新の治療機器を使用しているので安心です。しかも費用は、両目で900〜1200US$と格安です。
D手術後に気をつけること 経過確認のため、手術の翌日、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後、1年後に、検診を受けることが大切です。 手術直後は、目に焼けるような痛みや痒み、異物感が感じられる場合があります。また目が潤み、光に敏感になり、視界がぼやけます。これらの症状は、手術後、数日で大きく改善されます。症状が治まるまでは仕事を休むなど、医師の指示に従いましょう。
(2006年7月号/2006年7月25日 火曜日 10:24JST更新)
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