■症例
50代の日本人旅行者が腹部の鋭い痛みを訴え、国際総合病院で検査。結果、小腸に乾酪壊死(かんらくえし)が認められ、即日現地で入院、手術を行う。10日後に退院。
■今回のドクター
Dr. マルシャン(Marchand) & Dr. Phan Van Thai(ファン・ヴァン・ターイ)/FV総合病院
@ベトナムでの手術 以前は、大きな手術の場合、シンガポールやタイなどで執刀することが主でした。現在では、検査・手術用の設備が整った国際総合病院の登場により、ベトナム国内で手術を受けることが可能です。
具体的には、一般外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、神経科、形成外科などの手術が行われています。
Aベトナムの病院設備 ベトナム国内では、外資系病院への投資を奨励する方針を背景に、国際基準にのっとった総合病院の数が増えています。今回の患者さんも、当初はベトナムで手術を受けることに非常に大きな不安を覚えておられました。そこで、病院内をご案内し、実際にご自身の目で確かめていただくことで、設備の充実さ及びサービスの質の高さを実感していただけました。
B手術代および保険 国内で手術を受ける場合、国外への移送費(専用機を使った場合は通常2〜3万ドル)が不要。また病院設備の維持費は、他のアジア諸国などと比べて安価なので、その分医療費が割安になります。今回の患者さんからは「日本での手術代と比べて、半分以下の料金で済んだ」とのコメントをいただきました。また、各種保険もご利用いただくことができ、詳細については専任の保険コンサルタントにご相談いただけます。
C通訳サービス 国際総合病院では、無料の通訳サービスを行っています。もちろん、どの国の患者さんにも症状や手術に関する説明を十分ご理解いただき、安心して治療に専念していただくためです。近年、日本人旅行者数の増加に伴い、日本語通訳サービスを行っている国際病院も増えています。
(2006年5月号/2006年5月30日 火曜日 8:19JST更新)
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