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今回訪れた「ベトナム食堂」は、またまた私が関係している店で恐縮なのだが、バックグラウンドがとても変わっているので、今回の訪問先として選んでみた。 「ベトナム人が毎日食べているような、普段使いの気取らないベトナム料理を『ベトめし』と呼び、『今日はイタめし?それともベトめし?』のごとく、日本に浸透させるのが私達の願いです。」 こう語るのは同店の運営会社「ベトナムフードネットワーク」で代表を務める鶴巻款さん。彼は2006年10月号の「ラブ・カフェ」で1度登場したが、その後、この会社の代表を務めることとなった。 「会社の設立メンバーの4人は皆、それぞれが仕事でベトナムに関わってきた人ばかり。しかしベトナムで感じた活気や人の魅力、料理のおいしさなど、あらゆる感動を表現し、皆にその輪を広げて行きたいということで、この会社を設立しました。そのツールとして、元々私達が関わってきた『食』を選んだわけです。」 彼らはまず、2007年10月にベトナム料理の情報サイト『ベトめし案内(http://v-f-n.com)』を立ち上げた。同サイトでは日本にあるベトナム料理店の紹介、ベトナム料理業に関わる人の話、レシピの紹介など、いろいろなベトナム料理の情報を扱っている。そしてこの「ベトナム食堂」は、このサイトのリアルショップとして同年11月にオープンされたのだ。 同店では、食べて心も体も元気になる「ベトめし」を紹介すべく、メニューが構成されている。例えば日本であまり知られていないベトナムの家庭料理なども、ベトナムの定食屋「コムビンザン(Com Binh Dan)」をモデルとして、お客さんに指差しで選んでもらえるようなスタイルを取り入れたりもしている。 「ベトナム料理というと気取ったお店もありますが、ここは『食堂』という名の通り、気取らず食べられるものばかり。店ではベトナム料理を食べ慣れた方も、初めて食べた方も皆『おいしい』と言ってくれるので、とても嬉しく思っています」とは、店長の澤野晋也さん。 「気軽にご来店頂けるような雰囲気作り、例えば『食堂』の持つ活気とか、明るい感じとか、お客さんとのコミュニケーションなどをさらに強化していきたいですね。」 この店は料理を提供するだけでなく、『ベトめし案内』と連携してベトナムの食材などの物販、料理教室の開催、ベトナム関係のセミナーも行っている。この店やサイトを通し、今までとは違う目線でベトナムを感じ、どんどんベトナムの輪が広がっていくのを私も楽しみにしている。 <RESTAURANT DATA> 【忍さんのひとくちコメント】 文=伊藤忍(ベトナム料理研究家) (2008年1月号/2008年1月15日 火曜日 11:10JST更新) |
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