| ちょっと待ってね
 ものごとの度合いを表す「ちょっと」という単語は、普段からよく使うとても便利な言葉です。今回はこの単語の使い方についてみてみましょう。「ちょっと」は一般的に「 」と言います。 
・ (=ちょっと待ってね) 
・ (=ビールは少ししか飲みません) ・
  (ベトナム語は少しだけしか話せません) ・
  (=友達を拾いたいので、ちょっと車を止めて下さい) ・
  (=ねえ、もうちょっと値段をまけてよ!) 
 時間に関係する「ちょっと」については、「 」を使うこともあります。この場合、「ちょっと待って下さい」は「  」と言いますが、意味は同じです。 
 とはいっても、「ちょっと」の度合いは人によって違うもの。「 」と言われても、場合によっては何十分も待たされることがあります。とはいえ、ここで腹を立てたところで「  」が「  」(=もうちょっと)になって、「  」(=もうちょっと待って下さい)と言われるのが関の山。のんびりゆっくりのベトナムでは、自分の辛抱強さが試されているんだ、くらいに考えましょう。 |