「試着できますか?」
ベトナムで買い物をする際の基本の1つとして、何を買うにしても、まず「試す」ことは結構大切です。例えば洋服の場合、サイズ表示が店によって異なることが多いベトナムでは、試着は必須。そんな時に使えるのが今回の「 (マック トゥー コー ドゥオック ホン)」(=試着できますか?)です。
「 (マック)」は「着る」、「 (トゥー)」は「試す」、そして文末につける「 (コー ドゥオック ホン)」は「〜出来ますか?」と言う意味。市場からデパートまで、ほとんどの場所で、どんな商品でも試着が可能です。市場に至っては、布を引っ張り出してきて、店先に即席の試着スペースを作ってくれることも。つまり少しの勇気さえあれば、どこでも試着できるのです。
ちなみに、これらの質問に対する答えは「 (ドゥオック)」(=できます)、無理なら「 (ホン ドゥオック)」(=出来ません)となります。
もちろん、「 (マック)」を他の動詞に変えて使うことも出来ます。よく使うのは「 (アン トゥー コー ドゥオック ホン)」(=試食できますか?)です。市場などで果物を買うとき、「美味しいよ」と店の人が勧めてきたら「 (アン トゥー コー ドゥオック ホン)」と聞いて実際に味見するのは当たり前。ただし、買う気が全くないなら試食はやめておきましょう。
また「ちょっと見せて」と言う時は、「 (セム)」(=見る)という動詞を使って、「 (セム トゥー コー ドゥオック ホン)」。カタログの商品や、別の色やサイズがある、と言われた時など、実際に目にしたい場合に使いましょう。 |