貴男の場合、自分自身の仕事を省みて職場での責務を果たしておられるという自負があるのであれば、必要以上に深刻に 取る必要はありません。あまり気にしないで<返し技>を研究しましょう。ただし貴男の仕事がお粗末だったりした場合には、例え貴男がどんなにワイルドだろうがダンディだろうが、間違いなく馬鹿にされていることでしょう。古来より男の仕事は狩りに出て、獲物を取ってきてナンボなのです。
悔しさや恥ずかしさがあるから、人は努力をして成長します。己の弱さと闘って克服するばかりが正解ではなく、上手く共存したり、回り道を取って違う方向を探すことも可能なはずです。
でも、それはそれとして体力があるに越したことはないので、念のため逃げ足ぐらいは鍛えておきましょうね。もしくは握力だけを異常に鍛えてリンゴを握りつぶすぐらいの芸当が出来れば大丈夫です。羊の命懸けの突進は、そう簡単には止められません。大事なのは必死の力、日常の覚悟。心の刃を研ぎ澄ませて、穏やかに微笑みましょう。
【今月のまとめ】
弱いのは決して恥ではない。
その弱さに徹しえないのが恥である BY 島崎藤村