ベトナムのワインと言えばダラット。とはよく聞くものの、一体どんなワインで、何種類あるのかは意外と知られていない模様。という訳で、今回はダラットの2大ブランド「ヴァン・ダラット Vang Dalat」と「ヴィン・ティエン Vinh Tien」をご紹介。ダラット産ワインの旬の秘密をお届けします。
フレンチ系なら ヴァン・ダラット[Vang Dalat]
ずばり「ダラットワイン」(Vang Dalat)のブランドで一躍有名になった食品会社ラドフーズ(LADOFOODS)。1998年に市場調査により国内向けワインの需要が高いことが分かり、1999年から醸造を開始。当初は書物などで調べて作っていたが、2004年にはフランスに技術者を派遣し、ワインづくりのノウハウを習得している。今では、フランス・ガヤック(Gaillac)で作られたワインをダラットで熟成・瓶詰めして売るようにもなった。
Vang Dalat Do Gaillac ヴァン・ダラット・ガヤック 葡萄品種:カベルネソーヴィニオン、メルロー アルコール度:12% 容量:750ml 値段:8万3000ドン(約600円) ボルドーワイン風。風味が強く、こってりした食べ物にぴったり
主に使うブドウ品種は、カルディナル(Cardinal)とシラー(Syrah)。これに、ダラット特産のマルベリーやストロベリーを加えたものがダラット産ワインの特徴。最近では、カベルネソーヴィニオン(Cabernet Sauvignon)やメルロー(Merlot)種でも生産を試みている。
LADOFOODS 住所:4B Bui Thi Xuan St., Da Lat 2 Nam Ky Khoi Nghia St., Da Lat(ショールーム) 電話:(063) 822491 / 827003 / 822437 ウェブ:www.ladofoods.com.vn
イタリアン系なら ヴィン・ティエン[Vinh Tien]
アーティチョークなど、ダラット特産品を用いたお茶で知られるヴィン・ティエン。「ラドフーズ」のワイン作りに影響されて、2002年より販売を開始した。こちらも製法は書物から学び、最近ではイタリアでワインに関する研修を受けている。現在使用しているブドウはカルディナルとシラーのみだが、イタリアから輸入した約10品種のブドウ栽培も始めている。イタリア風ダラット産ワインが飲める日は近い!?
Cong Ty TNHH Vinh Tien 住所:39-41 Pham Ngoc Thach St., Da Lat 電話:(063) 821844 ウェブ:www.vinhtientea.com
ダラット産ワインのおいしい飲み方
マルベリー(桑の実)が入っているダラット産ワインは、苦味と酸味が強いのが特徴。でも、これだけ種類が出回っているからには、美味しく飲むためのコツがあるはず。ぜひ、下記のやり方を試してみよう。
B白ワインは、サラダやシーフードの他、トリ肉、豚肉など「白い肉」で作られた食べ物に。
C飲み残したワインは冷蔵庫で保存。48時間以内に飲むのが理想。買ってすぐに飲まない場合は、涼しい場所にボトルを寝かせて保管しよう。
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(2006年7月号/2006年7月21日 金曜日 10:30JST更新)
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