カメラを止めるな!? 旅行先のティックトッカーの行動

生魚ゼロの皿

先月、あるベトナムの人気ティックトッカー（Tik Toker）を日本に連れて行きました。初めての日本ということもあり、ずっと動画を撮っていました。成田に着いた直後で「時間が全くない」って言っているのに、撮り続けているのには、流石にイラッと来ましたね…。

　渋谷から新宿に移動するだけで1時間半もかかった時は、勘弁してくれって思ったんですが、ずっと撮らされている彼氏はもっとしんどかろうと同情しました。

　初日のランチは、本人の希望で「くら寿司」へ。注文するのはマヨネーズがのったネタや肉、天ぷらなどばかりでした。「なんで生魚のネタを頼まないの？」って聞いたら、「生魚食べれない」。「じゃあ何で寿司屋を選んだんだよ」って突っ込みたくなるけど、まあ、動画撮りに来た感じです（笑）。入店してから支払いまで、ずっと撮っていました…。

　1年半前に「ティックトックはお金にならない」と書きましたが、今は少し変わって、ティックトックショップのアフィリエイトで月30万〜60万円ぐらい稼げる人も出てきたようです。しかし、プラットホームから得られる収入は依然ほぼないに等しく、案件依存する状況にほとんど変わりはありません。

　企業案件を受けるには、常に数字を維持する必要があり、そのために普段から常に再生数を気にしながら生活するのは、普通の人にはできないなと思いました。

Information

清水一行
Shimizu Kazuyuki

タレントのマネジメントやキャスティングを行う「グルーピーベトナム」主宰。

電：038 303 0613
メール：shimizu@groupie.com.vn
Twitter: @shimizuHCM
YouTube: 『Vinhomesが大好きなんだよ』
Line: @shimizu1984