AISのIB日本語科目で日本人生徒の成長と成功をサポート「オーストラリアンインターナショナルスクール／Australian International School (AIS)」

オーストラリアンインターナショナルスクール（Australian International School／AIS）では、国際バカロレア（IB）のプログラムに、日本語の科目がある。今回は、12～13年生（日本の高校2～3年生にあたる）の日本語話者を対象とした授業「日本語A」（文学）を教えている風間孝二先生に、IBの日本語授業の内容やAISの様子ついて話をきいた。

風間孝二山梨県甲府市出身。日本の高等学校で26年間にわたり英語教諭を務め、その後はベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学などで日本語教師として5年間勤務。AISの在籍は2024年で4年目。

文学作品を中心とした授業で
生徒の論理的思考力を育む
風間先生がAISで教壇に立つことを決めたのは、自分が持っている高校教諭の資格を利用できることがきっかけだった。最も重視しているのは生徒が主体的に考え実行することだと話す。

「授業では、平和教育、思いやりの心、探求心を大切にしています」

具体的には、ノーベル賞受賞者などの書籍を読み、その解説や評論を文章にする活動などを行う。探求心を育むと同時に、分析力や構成力を鍛えることを目的としており、時には8000字に及ぶ文章課題もある。
「長い文章が書けなかった生徒が、コツコツと努力を重ねて倍以上の分量を書けるようになったときには大きなやりがいを感じますね」

毎年生徒たちは優秀な成績を収め、慶応義塾大学、早稲田大学、上智大学をはじめとした日本の有名大学への進学率は100％を誇る。
「努力した末に、生徒たちが志望校に合格した時の喜びはひとしおです」

勉強以外も全力で取り組む
AISでのハイレベルな教育
AISで印象的だったのは、生徒たちが勉強だけでなく、文化・スポーツ活動に積極的に取り組む様子だと話す。

「勉強にも部活動にも一生懸命で、そのうえ優秀な成績を収めている。文武両道を実践する日本の進学校のような雰囲気を感じました」

とくに、年に1度開催される生徒主催のミュージカルを観劇し、生徒の主体性や学年を超えた団結力を感じたことが思い出に残っているという。

「クラスはもちろん、クラブ活動の連絡も含め、AISでの使用言語は全て英語です。入学したら校内での活動を通じて高い英語力を身に着けることができると思います」

ホーチミン市の数あるインターナショナルスクールの中で、日本語Aの授業を採用しているのはAISのみだ。経験豊富な日本人教師による指導で、日本語での論理的な思考能力を身に着けながら、日本国内外への有名大学の高い進学率を保てる学習環境が整っている。

AISキャンパスリニューアル計画
安全安心な教育環境を全面改革
2024年は3ヶ所あるキャンパスが全面的に改修中だ。いずれも教室の増設や遊び場のリニューアルが実施され、デンマーク・コンパン（Kompan）社製の安全な遊具が導入される。高等部があるトゥーティエムキャンパスでは、FIFA規格のサッカーピッチ拡張のほか、ダンス＆ドラマルーム、サイエンスラボ3部屋を追加。また、ロータスキャンパスでは教室や遊び場が改装され、チェリーブロッサムキャンパスでは新しい講堂が設置される予定だ。

Promotion

「スケッチを見た」と伝えると、学費から1630万VNDが割引される。2024年7/31（水）まで

Information

Australian International School (AIS)

Thu Thiem Campus（幼稚園～13年生）
住所： 264 Mai Chi Tho St., An Phu Ward, Thu Duc, HCMC

Lotus Campus（幼稚園）
住所： Lotus St., APSC Compound, 36 Thao Dien St., Thao Dien Ward, Thu Duc, HCMC

Cherry Blossom Campus（1～６年生）
住所： Cherry Blossom St., APSC Compound, 36 Thao Dien St., Thao Dien Ward, Thu Duc, HCMC