こどもの学び舎／㊴北海道の高校生たちと／「よさこいソーラン」初体験！

公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター（ハイエック／HIECC）主催の、北海道の高校生を海外に派遣する「高校生アジアの架け橋養成事業」で、道内の高校生がベトナムを訪問。メンバーは別々の高校に通う10人で、渡航前には全員揃って合宿を実施しベトナムの基本情報や文化などを学んでやって来た。センター到着後、赤いハッピを身にまとい、日本で練習を重ねた「よさこいソーラン」を披露。カチカチッと鳴子を元気よく振り鳴らしながら力強く踊るお兄さんとお姉さんの姿に、子どもたちは身を乗り出して大興奮。目をキラキラと輝かせ、食い入るように北海道の踊りを楽しんでいた。「一緒に踊りましょう！」と高校生が呼びかけると、子どもたちも見よう見まねで一生懸命に踊り、みんな汗びっしょりに！　よさこいソーランを通して、高校生と子どもたちの距離もぐっと縮まり、すっかり打ち解けた様子だった。実は来越前から高校生メンバーの１人に笑顔が見られなかったのだが、子どもたちの人懐っこさにつられてかようやく笑顔が現れ、仲間や先生も涙ぐんで大喜び。最後に、高校生から「僕たちは楽しかった今日の思い出を一生忘れません。またベトナムに来たいです」と挨拶。子どもたちからも「今日はすっごく楽しかった」と声があがり、どちらにとっても忘れられない１日となったようだ。