スケッチリポート／ハノイロンド／＠ハノイ

日越研究者の議論＆交流の場ベトナムを深く知りたい人にも Rondo-1

「ベトナム人日本研究者に、日本語で議論する機会を設けたい。日本人のベトナム研究者との交流もできれば」。そんな思いで、2012年にこの会を立ち上げたのは、東京大学教養学部の加藤敦典特任講師だ。「ゼンショー東京大学・ベトナム国家大学ハノイ校日本研究拠点プログラム」のサポートのもと、ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学東洋学部日本学科で隔月開催している。登録メンバーは約40人で、日本人とベトナム人が半々ぐらい。研究者や、日本人留学生を含む学生のほか、ベトナム文化をよりディープに知りたいという、在住日本人も参加している。毎回、日越の研究者各１名ずつが自身の研究成果を発表し、活発な議論を交わしている。発表、議論ともに日本語で行われる。会の名称は、京都で40年以上続いている、若手研究者を中心とした人類学の勉強会で、著名研究者を多数輩出した「近衛ロンド」からとったもの。近い将来、この「ハノイロンド」からも、世界へ羽ばたく研究者が生まれるに違いない。興味のある人は、下記へＥメールで問い合わせを。 Rondo-2