泊まる
チャム文化を肌に感じながら
滞在できるリゾートが誕生

	テラコッタの茶色に合わせたナチュラルな客室は、チャムの意匠をこらしたインテリアで、お洒落にまとめられている。また、敷地内のいたるところにチャムの置物があり、エキゾチックなムードも漂わせている。写真右は売店＆フロントで、チャムの村で作られた製品はここで購入可能

　ポスト・ファンティエットとしてベトナム人に話題のビーチ、Ninh Chu（ニンチュー）は、まだ手付かずの白い砂浜が魅力的。そこに自然と共存するチャム文化をテーマにした三ツ星リゾートができたと聞けば、チェックせずにはいられない。

　それが今回ご紹介するDen Dion Ninh Chu Resort（デンヨーン・ニンチュー・リゾート）。9ヘクタールという敷地の中に配置された置物のほとんどが、バウチュック村の芸術家・Dang Nang Tho氏によるもの。現代的な感覚とチャムの伝統的なパターンを巧みに取り込んだそれらの作品は、すべて購入可能。

　今年12月には、100の客室、36のバンガローを持つ大型リゾートとしてグランドオープンの予定。また、チャム族の料理をメニューに加えるなど、今後提供したいアイデアがいっぱいだそうだ。

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（2003年7月号）