Xe Om/セオム
ベトナム名物、バイクの洪水と一体になろう。
道を歩けばセオムにあたる。そんな言葉もおかしくないほどに、ベトナムでポピュラーな乗り物といえば、やっぱりセオム。セオムとは「抱きついて乗る車」の意味で、いわゆるバイクタクシーのこと。タクシーよりも料金が安く、小回りがきくため、市街地を走るのにうってつけの、「安くて早い」庶民の足となっている。料金は町によって異なるが、基本的には事前交渉制。行き先を告げて、ドライバーの言い値と、客の希望の折り合った金額が料金となる。とはいえ、距離によりおおよその相場はあり、ホーチミン市やハノイなら、市内の近場で最低5000ドン(約35円)〜が目安だ。なお、料金が折り合わない場合は、交渉し続けても無駄。すぐに次のバイクを探そう。
写真「モトバイ?」と叫びながら、人差し指をかざすセオムドライバー。ちなみに、このポーズは「ワンダラー」ではなく、単に人の注意を呼び止めるためのもの。間違っても初乗り1US$ではありません |