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＜麺処越南亭＞
[フーティウ]

　北を代表する麺がフォーなら、南はフーティウ。米粉を砕いて水に溶いたものを薄く延ばして蒸し、ライスペーパーを作る要領で天日で半干しする。それを好みの太さに切った平たい麺がフーティウだ。汁麺として食べるなら、甘めでクリアなスープとの組み合わせが一般的。


[フーティウサオハイサン] 3万7000ドン（約270円）太めにカットした麺を、イカ、エビ、アワビなどと一緒に強火で炒めた逸品。ちょっとこげた、この太麺の美味しさは最高。	[フーティウナムヴァン] 1万5000ドン（約110円）「ナムヴァン（南蛮）」とは、お隣の国カンボジアの首都プノンペンのこと。豚肉、エビ、もやし、レタス、エシャロットなど、具だくさんなことが「プノンペン風」の特徴。南国風らしく、豚骨スープは甘い味付け。チリソースや辛味噌、生ニンニクなどをいれて、自分好みの味に整えよう。	[フーティウボーコー] 2万5000ドン（約190円）牛の動脈、トマト、ニンジンをレモングラスなどのスパイスで煮込んだベトナム風ビーフシチュー「ボーコー」と、フーティウが出会った。カレーに煮た風味のボーコーと麺の組み合わせは、まさにベトナム版カレーうどん?!

＜麺処越南亭＞
[ミー]

　中華麺のことで、卵でつないだ細めの黄色の麺がもっともポピュラー。乾麺が一般的だが、華人系の店では生麺もある。日本のラーメンと比べて、麺がまだ固い状態で食べるのが特徴だが、決して手を抜いているわけではないのでご安心を。


[フーティウミーワンタン] 2万ドン（約150円）南部の米麺フーティウ、ミー、そしてワンタンが一緒になった一品。小麦粉麺のミー、米麺のフーティウ、豚肉ミンチを包んだワンタンと1度で3度おいしく、ちょっと得した気分。	[ミーノウハイサン] 2万ドン（約150円）あっさりめのシーフードラーメン。エビ、イカ、ニンジン、白菜、長ネギの具が、甘めのとんこつスープと絶妙にマッチ。具は、生の唐辛子をいれたベトナム醤油につけながら食べるのがベトナム風。	[ミーサオヨンタップカム] 3万2000ドン（約240円）具が盛りだくさんの「ミックス固焼きそば」。豚肉、豚の皮、豚足、心臓、レバーと青菜を炒めたあんがかかっており、食感といい味といい、硬めに揚げた麺との相性の良さが病みつきになりそう。