<ベトナム・ワンダフルクリスマス>
ベトナムのクリスマスって、どんなもの?
無数の教会がそびえ建ち、信者の数も日本よりはるかに多いベトナム。だけどクリスマスは日本同様、今では信者でない人たちも賑やかさに惹かれ、ちょっとしたお祝いの日として、こぞって街にくり出します。
街にはイルミネーションが輝き、マリア像やサンタクロースのオブジェも登場。ホーチミン市などの南部地域では、サンタクロースの横をTシャツ&短パン姿の人が通りすぎるといった、ちょっぴり新鮮な感覚も味わえます。
また、道端には電飾入りのサンタ帽や、とりあえず「メリークリスマス」と書かれたガラクタなどを売る、便乗っぷりが天晴れな出店も多数出現。厳かな教会のミサとのギャップがあいまって、忘れられない思い出を作ってくれるはず。
ただし、誰もがこぞってお祝いするクリスマス。ということは、もちろん道はバイクの洪水。繁華街はタクシーはじめ、全ての交通機関が麻痺します。遊びに行くのはよいけれど、帰りはきっとかなりの苦労となること確実。遊びに出る場合、徒歩圏内か移動は少なく、これをお忘れなく。
<街で見つけた! これぞベトナム・クリスマス>
【A】ツリーの飾りは袋づめのものでも、中身 1 個単位で購入可能。
【B】この時期、街はささやかながらイルミネーションに包まれる。繁華街の大通りほか、ホーチミン市では8区のファム・テー・ヒエン(Pham The Hien)通りが有名。神戸のルミナリエとはいかないものの、結構綺麗な風景が見られます。
【C】こんな本格的なウインドウディスプレイも、たまにはあります。
【D】が、通常はこの程度。
【E】これはキテます、暴走確実。目がかなりヤバイ領域に入ったトナカイくん。でもってサンタさんは、絶頂期のデビット・ボウイ並みにグラムロックなメイクがグー。
【F】気合いの入った電飾付き星。軒先に飾るもので、街では時折1メートルを超える巨大なものを見かけることも。
【G】自転車で売り歩くサンタお面。無表情なサンタさんが鈴なり。
【H】有名パン屋「キンドー」のお兄ちゃんも、この時ばかりはサンタさんに大変身。カイゼル風の反り返ったひげがイカしてます。
【I】バイク天国ベトナムでは、サンタさんもソリならぬバイクでご登場。
【J】極めつけ。これはもう、サンタさんじゃありません。水牛が引っ張ってるし、ソリでなく荷車。後ろに笹を積み、赤い衣装には「喜」マークが…。たぶん、どこかの仙人でしょう。
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