色とりどりの想いをつなぐ、聖なる祭典
ベトナム・ワンダフルクリスマス
1533年にスペインの宣教師による布教活動から始まったベトナムのキリスト教。今では国内無数の教会が建ち、メコン河の水上生活者の村では、なんと船の上に建つものあるほど。全人口約8200万人のうち、カトリックの信者は約577万7000人(人口の約7%:2004年度調べ)。日本の信者が約44万2000人(人口の約0.35%:2004年調べ)ということを考えれば、その浸透具合はかなりのものだ。それだけに、仏教が宗派の大半を占めるベトナムだけど、クリスマスもしっかちお祝いするんです。
日本と同じく、12月に入ると、街はなんだかそわそわムード。きらめくイルミネーションや、可愛らしいサンタさんが、街角を飾りたてる。そんなベトナムモードなクリスマス、あなたも一度、過ごしてみはいかが?
写真:大池直人、ベトナムスケッチ編集部
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