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「なんだこれ?」と驚くなかれ。されてる姿はかなり変。でもこれこそがベトナム中に深く浸透し、誰もがその効果を絶賛するベトナム人のお手軽療法の王様、ヤッホイ(吸玉療法)だ。街中でも自転車に乗り、「カンカンカン」と手に持った小さな鐘を鳴らしながら走る、移動ヤッホイ屋さんの姿もあちらこちらで見ることができ、マッサージ店だけでなく、路上でしているおじさんもいて、かなり庶民派。 だけどこの治療法、実はベトナムだけでなく、日本、東ヨーロッパ、インド、中国、ブラジル、スイス、韓国など、古くは紀元前から世界各地で親しまれ、西ヨーロッパでは1095年の十字軍の遠征によりイスラム圏からその技術が伝えられ、19世紀まで、ヨーロッパ医学の中核を担ってきたとも言われる由緒正しい民間療法なのだ。治療の方法は、コップ状の器具(吸玉)を火であぶり、素早く患部に押し当てる。そしてそのまま冷えて気圧が低くなった吸玉に、体の肉が吸い込まれ、マッサージと同じく、引っ張られるような感覚で、体を適度に刺激するというもの。とはいえ熱さ、痛さはほとんどナシ。見た目はちょっぴりグロテスク、でも風邪のひき始めや疲労回復などに効果抜群とのことなので、ぜひとも一度体験してみる価値はあり? 吸玉に吸われた個所は、毛細血管が破裂し、そこから体内の毒素が排出されるとか。終わった後には溢血斑(いっけつはん)と呼ばれる吸玉の跡ができ、その跡は約1〜2週間ほど残る。ベトナムでは溢血斑の色で症状を判別、「あざやかな紅色→黒みがかった赤色→黒みがかった紫色」と、色が濃くなるにつれ、その部分の内臓などの症状が重いといわれている。 ☆効果・効能☆ |
・血液を綺麗にする( 糖尿病、リウマチ、内分泌疾患) ・血行をよくする(冷え性、高血圧、低血圧等) ・ホルモンを調整する(婦人科疾患、不妊症、生理不順等) ・皮膚の若さを保つ(エステ、美容など) ・内臓諸器官を活発にする(内臓の活性、消化不良、便秘等) ・自律神経を調整する(自律神経の失調、不眠症等) ・マッサージ効果(肩こり、腰痛) ※患部に腫れや傷のある人、かぶれやすい人、強度の全身性貧血症、極度に衰弱している人は、症状を悪化させる恐れがありますので、治療を受けるのは控えてください。妊娠中の女性も厳禁とか。
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