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一見、パッとしない普通のローカルカフェだけれど、実は「絵のあるカフェ」として有名な老舗。お店自体は60年前の創業だが、絵を飾り始めたのは現オーナーであるLocさんのお父さんであるLamさんの代から。Lamさんの友達に画家がいたというのが、そのきっかけだとか…。1960年代の風景画が中心だが、古いものだと1892年に描かれた作品もあるというから驚き。いだけでなく、芸術的価値の高い作品も含まれているそうだ。美味しいベトナムコーヒーと静かな雰囲気に引き寄せられるように、老若男女でいつも賑わっている。ベトナムコーヒー1杯3500ドンから。 住所:60 Nguyen Huu Huan St. カフェから夕食までアートな雰囲気で楽しめる 通称カフェ通りとも言われている通り沿いにあるレストラン。ギャラリーのように、ベトナムアートが飾られており、店名に偽りなし。そんな店内で、ゆったりとお茶を楽しむのもよし、食事を楽しむのもよし。ランチセット(月〜金)6.5US$〜/デザート付きセットメニュー 10US$〜 住所:11B Ngo Bao Khanh St. 創作 ハノイ美術大学の漆絵教室 「見てるだけではつまらなぁ〜い!」「どんな風に作られていくの?」など興味津々のあなた。ベトナム伝統技術の漆絵を体験できるところがあるのだ。場所はハノイ美術大学。予約は不要で、通常その日から教えてもらえる。板や箱などの素材に下絵を書き、漆で絵を描いたり、銀箔を貼ったりし、簡単なものだと1〜2日で出来上がり。更に1〜2日乾燥させ、専門の磨き職人さんに仕上げてもらうので最低4日は必要。旅の予定にゆとりのある方はどうぞ。 ハノイ美術大学 人生 お土産物屋さん風のギャラリーにある ボーウェル(旧姓:安藤)彩英子さん 私とベトナム漆との出会いは1995年暮れ。街や人々をスケッチする為にベトナムを訪れた際、何気なく目に留まった観光客向けの漆器。「田舎臭いデザインで漆の質が悪く、素材の良さが生かされていない。漆といえば、もっと綺麗なものなのにもったいない」。それがベトナム漆に対する第一印象でした。 自分で漆雑貨のデザインをしてみたいと思い、漆の行程を勉強したのですが、その時に、シンプルな中にも漆の質感を生かした印象的な人物画に出会いました。その作家が私に漆の描き方を教えてくれたチン・トアン(Trinh Tuan)氏です。 ベトナムの漆絵は色が豊富な上、卵の殻、銀箔などの素材も多様です。彼のもとで勉強しているうちに、デザインよりも漆絵自体に魅了され、のめり込んでしまいました。 画廊巡りをするときは、作家の名前や値段にとらわれず、ご自分の好みの絵を見つけて欲しいです。お土産屋さん風のギャラリーで、低価格(小さなものだと2万ドン〜)で、山のように置かれている作品の中にも、描いた人の気迫や心が感じられる素敵な作品があるんですよ。また、シルクや竹などのフレームも日本より価格が安いので、これらと組み合わせてお土産にしたり、部屋に飾ったりしてはいかがでしょうか? ハノイならではのアートの楽しみ方といえば作家に実際に出会えることです。意外と身近なところで芸術家達が生活し、また創作活動に取り組んでいることに驚かれることでしょう。 現在、合成漆を使用した漆器や漆絵が量産されていますが、私は、ベトナム本来の伝統的な天然漆にこだわった作品作りに取り組んでいます。今は、外から見たベトナムらしい風景や情景が売れ筋ですが、今後は作家自身が描きたい作品が売れてほしいですね。(談) 鑑賞 23人の漆絵作家が一堂に! AUTUMN HANOI'S LACQUER」と題した、23人のハノイの漆絵作家作品を紹介するエキシビジョンが開催される。ボーウェル彩英子さんの師匠でもあるチン・トアン氏など、注目作家の作品が一堂に会する貴重な機会だ。主催するのは、画廊巡りでもご紹介したナムソンアートギャラリー(NAM SON ART GALLERY)。開催日時は10月17日(金)18:00〜で、場所はホテル・ハノイヒルトンオペラ。ホテルの豪華な雰囲気の中で、芸術の秋にひたる優雅なひとときを。
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(2003年10月号) |
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