カンボジアの人気バーが
サイゴンに上陸
Heart of Darkness
「Heart of Darkness」といえば、カンボジアはプノンペンで絶大な人気を誇る伝説的存在のバー。そんな同店がベトナムに進出。この6月6日、レタントン通りにニューオープンした。カンボジアを基本コンセプトとするお店だけあって、重厚な2枚扉を開けると、カンボジアから運んできたクメール調のオブジェがお出迎え。妖しく店内を照らす赤い照明も、神秘的な雰囲気をプラスして、訪れた誰もを非日常の世界へと誘ってくれる。
3つのブロックに分かれた店内は、1つ目はソファー席、2つ目はカウンター、そして1番奥はダンススペースと、様々な楽しみにマッチ。更に、ロック、ブルース、ファンクなどオールジャンルの音楽も、こだわりアリなハイレベル。なお、ジントニックが2万5000ドン(約190円)、テキーラ2万ドン(約150円)と、価格も実にリーズナブル。しかも17時のオープンから19時までは、ビール半額のハッピーアワーと、お酒好きには嬉しい限り。その佇まい、その趣。他のバーとは全てにおいて一線を画すこの「Heart of Darkness」が、ホーチミン市の夜に新たな風を吹き込むことは確実だ。
店名:Heart of Darkness
住所:17B Le Thanh Ton St., Dist.1
営業時間:17:00〜24:00
Tel:(08) 8231080
(ベトナムスケッチ2003年7月号) |