静かなる水面下の攻防!
みんなのオニテナガエビ釣り
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東南アジアを中心に食用に養殖されている大型のテナガエビ。身が大きく、味は淡白 |
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娯楽の少ないホーチミン市。余暇の過ごし方に頭を悩ませている在住者も多いはず。今回スケッチではオニテナガエビ釣りが熱いとの情報を受けて、体験取材をしてきました。はてさて、休日の過ごし方のニュースタンダードと成りえるのか?
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(左)餌は細切れにされた鶏肉を使う(右)店で用意された釣具。浮きが大きく浮力が強すぎるので、オニテナガエビのアタリが判りづらい。小さい浮きを買っていこう |
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■料金・システム
料金は1時間5万ドン(約340円)の釣堀利用料金のみ。釣具は店に用意され、無料で貸してくれるので、持参する必要はない。自分の釣り道具の持ち込みも出来るが、針だけは店で用意されたものを使わなければならない。 |
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日本人の釣堀のイメージとちょっと違う、幼稚園のプールのような釣堀。店に流れるベトナム歌謡曲をBGMにオニテナガエビとの駆け引きが始まる(右上)30分に1度、スタッフがオニテナガエビをバケツで追加放流してくれる |
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■釣り開始
釣り方はとてもシンプル。餌と針が水底に着くように浮きの位置を調節したら、後はエビの居そうな場所に糸を垂らすだけ。オニテナガエビは縄張り意識が強いので、どこかに固まって居るのではなく、それぞれが距離をとって潜んでいるが、釣堀中央付近が比較的良く釣れる。 |
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ザリガニのように背中から胴体だけを持っても長い腕で鋏まれてしまう。鋏の付け根を持つのがコツ |
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■かかった!
浮きが水流と違った方向に動くなど、不自然な動きをするときがオニテナガエビがかかったサイン。キュっと竿をあげてすばやく針を掛けよう。ゆっくり引き上げると針が掛からなかったり餌を離してしまうので、あせらずも速やかに釣堀の外へと引き寄せよう。 |
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(2008年3月号/2008年3月25日 火曜日 10:38 JST更新) |