人だかりの向こうに潜む隠れ名所
あの人だかりはなんだ?!
街をそぞろ歩くと行き当たる、「いったい何?」な感いっぱいの不思議な人だかり。多くの場合、それは交通事故やケンカを遠巻きに見守る野次馬の一群なのだが、ときには興味深いものがその先にあることも。そこで、そんなハノイの人だかりを徹底解明!それらの正体、とくとご覧あれ。 |
ロウソクの光に吸い寄せられる怪しい一団?!
観測ポイント:文廟外周歩道の北西角/観測時間:日没以降 |
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宝くじの当選を祈る人が多いとか。霊たちはけっこう現実的な願い事をかなえてくれるらしい?! |
1910年、当時ここを通っていた路面電車に、ふたりの少女が飛び込んで亡くなった。その霊をまつる祠を建てたところ、霊を呼ぶといわれる木「カイガオ/Cay Gao」(和名:キワタ)があったこともあり、お参りする人が相次ぐことに。
というのも、ベトナムでは若くして亡くなった人の霊の方がよく働くと信じられており、願い事をする人が多いためだ。その後の道路拡張で祠も木もなくなったが、今もロウソクや線香が絶えない。
住所:Nguyen Thai Hoc St.とTon Duc Thang St.の交差点 Dong Da Dist. |
夜明けとともに続々と集う人びと
観測ポイント:ホーチミン廟前広場/観測時間:早朝6時頃 |
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国旗掲揚は兵隊の行進とともに始まる |
広々とした芝生がひろがるホーチミン廟前広場は、市民に人気の運動スペース。朝夕は柔軟体操やウォーキングに励む人びとでにぎわう。とくに毎朝6時には国旗掲揚式があり、観光客も加わってさらなる人だかりに。
住所:2 Ong Ich Khiem St., Ba Dinh Dist. |
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(2008年6月号/2008年6月23日 月曜日 10:48 JST更新) |