のんびりマイペースで森林探索!
黄金のサル発見!? そんなあなたは超ラッキー。
公園内には豊かな緑が広がっている。国立公園入場料はショートトレッキング1万5000ドン(約120円)、ロングトレッキング3万ドン(約230円)
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オーストラリア人デザイナーによるTシャツ。国立公園入り口で購入出来る。1枚8万ドン(約620円)で、金額の一部は国立公園の保全に当てられるとか |
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1986年に国立公園に認定された周辺海域と森林地帯を含む総面積1万5200ヘクタールのカットバ島では、20種の哺乳類、69種の野鳥、20種の爬虫類、745種の植物など、豊富な生態系が見られる。
特にヴォック・カットバ(Vooc Cat Ba)と呼ばれるサルは、出生すぐはオレンジ色の体毛を持ち、大人になると体毛は黒く、頭毛は白くなる、不思議な動物。島内に64頭しか生息していないとされ、カットバ島生まれでガイド歴6年のカン(Khan)さんでさえ、これまで見たのはたった3回という。そんな珍しい動物に出遭えるかもしれないカットバ島のトレッキングコースは、市街地から車で約30分の場所にある入り口からスタートし、キムザオ(Kim Giao)森を訪れるコースが一般的だ。
キムザオ森を1時間程歩いた最終地点は、周囲が見渡せる高台となっている。ただし、山道は整備されてはいるものの、小道が多く迷いやすいため、必ずガイドと訪れるようにしよう。大自然の懐深く、静寂に包まれた森を行くこのトレッキング。貴重な動植物を楽しみながら、のんびり散歩を楽しもう。 |