ローリー先生のメディカルトーク
インフルエンザのお話
今年もインフルエンザがはやる時期になりましたね。これは冬の間に流行する代表的なウィルスの一つ。インフルエンザは、親から子どもへ、お客さんから営業スタッフへ、職場の同僚の間でと、簡単にうつってしまいます。
インフルエンザにかかったら、以下の症状があらわれます。
高熱/頭痛/ひどい倦怠感/乾いた喉/
のどの痛み/鼻水/全身の筋肉痛や関節痛
かかってからでは遅すぎます。これらの症状で大変な思いをしないように、インフルエンザワクチン
の接種をしておきましょう。
インフルエンザ予防接種は、生後6ヶ月以上の方から受けられます。特に6ヶ月〜2歳未満のお子さまにおすすめします。通常1回の接種で済みますが、8歳以下のお子さまで昨年受けていない方は、1回目の接種から1ヶ月後に2回目の接種が必要です。なお、この予防接種は妊娠中の方でも受けられます。
ちなみに、ここで取り上げているのは、あくまでも人インフルエンザの予防接種。これでは鳥インフルエンザは防げません。この2つのインフルエンザはまったく別物なので、同時に感染していまう可能性もあり、その場合は症状が重くなる恐れがあります。人インフルエンザの予防接種を受けておき、少なくとも人インフルエンザへは感染しないように、予防しておきましょう。
ローリー・ヘイワード医師
ファミリープラクティス医院
(2004年11月2日 18:24更新) |