左)カフェ セントラル(右)ガン ディン ガン ディン 須本さんお勧めケーキ：ファイジール

　陽光の入る窓際席は心地よく、ランチタイム、ディナータイムともに人気だ。10名まで収容可能な個室は10室用意されており、ミーティングなども行える（要予約）。

　広々とした店内で、リーズナブルかつ美味しい香港スタイルの飲茶に舌鼓を打ちたい。

　4階にあるカフェレストランの "Cafe Central（カフェ セントラル）" では、朝食（6:00-10:30,149,000ドン++）、昼食（11:30-14:30,126,000ドン++）、夕食（18:00-22:00、月曜〜金曜日:242,000ドン++、土・日曜日:265,000ドン++、グリル料理はディナータイムのみ）ともにインターナショナルビュッフェが食べられる。サラダ類、好みの野菜やシーフードを選んで目の前でソテーしてくれる "Stair Fry（ステアーフライ）" 、ホットディッシュ、ベトナム料理、日替わりスープなどが揃い、ホテル自家製のパンも人気の一品になっている。ランチ・ディナータイムのみ寿司、ディナータイムのみ刺身と天ぷらが用意される。人気のデザートも日替わりで、1区のサンワタワー内にある "カフェセントラル" と同じものがいただける。須本さんおすすめケーキは、 "Phaisir（ファイジール）" 。濃厚なチョコレートクリームの上にカスタードクリーム、トッピングにフランベしたカラメルがとても香ばしい一品。これは、常時単品としても置かれている定番ケーキだ。

　アラカルト料理の注文は24時間承っている。シェフも24時間常駐している。23:00から早朝は、レイトナイトメニューアラカルトとなり、ビュッフェは2:00まで営業している（93,000ドン/1名）。アラカルトとビュッフェはそれぞれ専門のシェフが担当している。エグゼクティブシェフはスイス人で、日本料理も専門マネージャーが担当するなど料理毎にマネージャーが異なり、ホテル内で提供される料理にはホテルのこだわりが感じられる。

　各種パーティーなどには、最大10名まで収容可能な店内奥のパーティールームの利用も可能だ。食事はビュッフェ形式になっている（要予約、ルームチャージなし）。

　最上階にある "Top Of The Town（トップ オブ ザ タウン）" は、パノラマの風景が臨めるフランス料理レストラン。フランス料理に精通したスイス人シェフの手による月替わりのセット料理がおすすめだ。前菜、スープ、メイン、デザートが付いて550,000ドン++。アルコール類は、フランスワインが40種と充実している。

　同じく最上階にある屋内外席の "Viet de Latin（ヴィット デイ ラテン）" は、フィリピンバンドの演奏が楽しめるバー。屋外席は、心地よい風が吹き抜け、市内全区270度の大パノラマが臨め、この夜景は観光客にも在住者にも人気。知る人ぞ知る穴場でもある。屋内席は長いバーカウンターがあり、約100種類のアルコール類が揃っている。ここでは好みのカクテルを作ることもでき、ワインの注文もできる。

　2006年12月からはイタリアンメニューも充実し、飲みながらゆっくりと食事もできるようになっている。他、スープ類、グリル類、デザートも充実しているので遅めの食事も楽しめる。

*++ 付加価値税＆サービスチャージ

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文：中野陽子(GOATsystem)
写真：大池直人