<クアンナム> ちょっぴりマニアな隠れ名所の旅I 多くの砂岩彫刻が残るチャム族の チエンダン塔(11〜12世紀)
(上)敷地内には小さな展示館も併設されているのでお見逃しなく。(右下&左下)出土した彫刻は、人が優しい顔をし、動物はまん丸目玉なのが特徴
クアンナム(Quang Nam)省に多く残るチャム族の遺跡のひとつが「チエンダン塔」。3つのタワーが残るこの遺跡の特徴は、他のチャム遺跡に比べて壁面の彫刻が少ないこと。また真四角に近いその形状が荒々しさや強さも感じさせる。3塔のうち2塔は上部が崩れ落ちており、中央の塔のみ、わずかに上部が残っている。またその様式はミーソン遺跡など他の遺跡群と異なるため、チエンダン様式と呼ばれている。
外壁の彫刻は少ないが、塔の基部に砂岩石を使った綺麗な彫刻を今でも見ることができる。中には、戦いに行く兵士と、彼らを送り出すのに踊る女性などユニークなものもあり必見。3塔の前には大きな拝堂があったと考えられており、現在もその土台跡を確認できる。
チェンダン塔/Thap Chien Dan 住所:Tam An, Tam Ky, Quang Nam(ダナンから国道1号線を60kmほど南下し、タムキー村に入る手前右手の国道沿い) 電話:なし 開館時間:8:00〜11:30 / 13:00〜17:30 入場料:1万ドン(約60円)
(2008年11月号 | 2008年11月28日 金曜日 18:24 JST更新)
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