＜エヴァソンハイダウェイ＞
まるで原生林の中を歩いているよう

ビーチヴィラ２階のリヴィング

　まずここで驚くのは、そのゆったりとした敷地の使い方と、見事なまでの自然との調和。敷地内に生えている木々は、基本的に伸びるがまま、自然のままにしているのだそうです。敷地内の小径も、アスファルトなどの舗装は一切なく、すべて自然の白い砂。もちろんコテージの建材も、極力自然の素材をそのまま使っているのだとか。

　建物と建物の間も、ゆったりとした間隔で建てられており、敷地の中を歩いていると、リゾートというよりは、自然の森の中を散策しているような錯覚に陥ってしまいます。広い敷地内の移動用に、各ヴィラには自転車が備え付けられています。

3LDKのマンション
2つ分くらいの広いヴィラ

	ウォーターヴィラ。左がリヴィング棟、右が主寝室
	果物と軽食がお出迎え

　客室はヴィラタイプ。ビーチに面した林の中にある「ビーチヴィラ」、斜面にあって眺めが良い「ヒルトップヴィラ」、波打ち際の岩の上にある「ウォーターヴィラ」、岩だなの上にある「ロックヴィラ」、部屋にいながらにしてスパが受けられる「スパスイートヴィラ」、270�u余と一番広いプレジデンシャルヴィラと、6つのタイプがあり、すべての客室がプライベートプール付き。

　一番ベーシックなのがビーチヴィラ。庭付き、プール付きの２階建てバンガローで、1階が主寝室と浴室、2階がリヴィングルーム。その広さは176�uと言いますから、日本の平均的な3LDKマンション2つ分くらいです。また１棟１棟、完全に独立して建てられており、隣のコテージとの間には生垣もあって、プライバシーにも配慮。１階にはエアコンが設けられており、２階は自然の風がエアコン代わりです。

　もう１つのお勧めは、ウォーターヴィラ。こちらは、１組の宿泊者用に２つのヴィラがあります。ビーチヴィラの２階建てのバンガローを、２つの平屋のコテージに分けたような感じで、１つがリビング、１つが主寝室。こちらのヴィラへの移動は、レストランの下のビーチから小舟で。もちろんエンジンはなく、海中に張られたロープを手繰りながら、もしくは櫂を使っての移動というから、優雅です。どのヴィラもとにかく広く、かつ素朴でレトロな雰囲気で統一。日常生活を忘れてのんびりするには、まさに最適の環境と言えるでしょう。

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（2005年9月7日 水曜日 9:29JST更新）