| <ホイアン>ちょっぴりマニアな隠れ名所の旅[5]
 ホイアンに今も生きるチャム井戸
                                
                                  |  |  |  
                                  |  |  
                                  |  |  |  
                                  |  |  
                                  |  | ダー井戸(写真左下)は、長年ロープを引き上げたため磨り減った跡があり、ベトナム戦争当時は韓国軍も利用したと言われる。またソムカム井戸は、チャム島のバイラン(Bai Lang)村にある |  
                                  |  |  |   かつて国際貿易港として栄えた町、ホイアン。記録によると、ホイアンからの最初の輸出品は、なんと水。真水は、長期に渡る航海では貴重な必需品なためだ。まだ中部ベトナムがチャンパ王国だった頃、チャム人は真水を掘り当てるのが上手だったそうで、今でもホイアンに住む多くの人たちはこれらの井戸水を使っている。  最も有名なのは日本の各ガイドブックでも紹介されている「バーレー井戸/Gieng Ba Le」。これはホイアンの中心部、路地を奥へ入った場所にあり、午前中は各家に水を運ぶ人たちの姿がみられる。また名物料理「カオラウ/Cao Lau」や「ホワイトローズ/White Rose」も、この水があったからこそ作られたと言われる。  また、ハーブで有名なチャークエ(Tra Que)野菜村にある「ダー井戸/Gieng Da」は、今でも村の生活用水として使われている。さらに8〜9世紀頃のヨーロッパ商人を驚かせたのは、ホイアン沖に浮かぶ小さな島クーラオチャム(Cu Lao Cham、通称チャム島)にある「ソムカム井戸/Gieng Xom Cam)」。なぜかこの小さな島には真水があると、有名になったそうだ。 バーレー井戸/Gieng Ba Le住所:45 Tran Hung Dao St., Hoi An
 電話:なし
 開館時間:なし
 入場料:なし
 |