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ベトナム中部は、世界遺産が4つもあるほか、世界でも指折りの美しい海岸線を持ち、近年、国内外の旅行関係者が大いに注目しているエリア。中でも、2005年は名古屋沖に開港する中部国際空港から、ダナンへの直行便就航の計画が発表されるなど、「中部ベトナムブレイクの年」と予測されている。そんな中部地方のヘソとも言えるのが、中部最大の都市・ダナン。ダナン市でも、中部ベトナムの振興のために、大いに力を入れているという。3月にダナン祭の開催を控え、「日本の皆さんにダナンの良さをもっと分かってもらいたい」というダナン市長、ホアン・トゥアン・アイン氏が、当誌のインタビューに応え、これからの展望を語ってくれた。 Q. 2005年には、観光客誘致のための様々な計画をお持ちとのことですが、具体的にどんなイベントを予定されているのでしょうか? 先ず3月26日から29日まで、ダナン祭を開催します。2005年はベトナム戦争終結30周年という節目の年。ダナンが解放されたのが1975年の3月29日なので、それを記念して行います。とは言っても、内容は海外からのお客様にも楽しんで頂けるものを予定しています。花火大会、ハン川でのボートレース、街角フラワーフェスティバル、市民マラソンなどを行います。 Q. それ以外に2005年に予定されている行事はありますか? 今年はベトナム独立60周年という記念の年でもあるので、独立記念日の9月2日には、当市でも何か大きなイベントを考えています。もう1つ、ホーチミン主席の誕生日である5月19日にもイベントを開催する予定です。 Q. 2005年には、フエとダナンの間にあるハイヴァン峠にトンネルが開通する予定です。これはどんな効果をもたらすとお考えですか? 現在、ハイヴァン峠を越えるには45分かかります。トンネルができると、これがわずか6分に短縮されるのです。峠の北にはフエやランコー、峠の南にはダナン、ホイアン、ミーソンと、今までは分断されていた中部の観光地が、トンネルによって1つにまとまり、全体的に発展するでしょう。 Q.中部の各都市の中で、ダナンは規模的には最大なのに、地味な印象があります。また中部全体でみても、ハノイ、ホーチミン市に比べて、まだ観光客の数は多くありません。これは何が原因だと思われますか? いろいろありますね。まずは情報の発信が足りません。私たちは、中部地方の魅力をもっとアピールするべきだと思います。それと同時に受け入れ態勢の整備も必要です。観光関連サービスは、国外からの旅行者の方に満足して頂くには、まだ足りないところが多々あります。ホテルや娯楽施設を増やしたり、特産品をお土産物として商品開発して売り出したりといった努力が必須でしょう。 Q. そういった問題点を解消するために、具体的にどんな手を打っておられますか? ダナン市の北に位置するソンチャン半島にテーマパーク、ハイヴァン峠の南側にツーリストパーク、バーナー高原に2つのゴルフコース、ダナン市内に国際見本市会場、4万人が収容できる新しい競技場など、大型案件を予定しています。ホテルも4つ星、5つ星クラスの高級ホテルを誘致しており、今年中に2軒は営業を開始するでしょう。 Q. 最後に、ダナン市の魅力を日本の読者にアピールしてください。 ダナンは、海と高原、タイプの違った2つの旅を同時に味わうことができます。ノンヌオックビーチから、バーナー高原まではわずか40キロ。午前中は高原をトレッキング、午後にはビーチで日光浴というような楽しみ方も可能なのです。中部地方にある世界遺産を訪れるにも便利なところです。ぜひ、ダナン市を訪れてください。 Hoang Tuan Anh氏 (2005年3月23日 水曜日 13:44更新) |
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