観光区開発計画目白押し
これからのダラットが楽しみだ
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すでに営業中のビラホテル |
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11月末、ダラット開都110年記念のイベントがあり、展示会場では各社から今後の開発計画が発表された。その中から大規模なものを3つ紹介しよう。
■すでに5軒のヴィラが営業中
1つ目はKhu Biet Thu Nghi Duong va Hoi Thao(保養・会議ヴィラ区)で、街の南区域に、17軒のフレンチヴィラと国際会議場を擁するエリアを造るもの。2005年末に全ての工事が終わる予定だ。中には3軒のアジアやヨーロッパ料理のレストラン、テニスコート、バトミントンコート、ジム、それにヴィラの間に6つのプールができる。ヴィラは10軒が古いフレンチヴィラの改装で、7軒が新規に建てられる予定だ。2000年から工事が開始されていて、すでに5軒のヴィラが改装を終え、ホテルとして営業している。1泊1室25万ドン(約1720円)〜で、ヴィラ1軒を月極で借りることもできる。2つ目はスンフーン湖の東南岸に沿って6.9haが開発される、ダラットリゾートインターナショナルクラブ。現存するThe Am寺を囲むように16軒のヴィラが建つエリアと、回廊で繋がった500室からなるヴィラ風の宿泊施設が建つエリアがある。その他ディスコ、カラオケ、カジノ、フレンチとベトナミーズの各レストラン、テニスコート、サンデッキ付き屋外プール、ヘルスクラブ、マッサージ&スパ、さらにスーパーマーケットまである充実ぶり。カジノ以外は全て宿泊者でなくても利用できる予定。2004年から100%ベトナムの資本で開発が始まり、2006年に完成の予定。
■町のような大型リゾートも
3つ目は、街の郊外、ランビエン山とダンキア湖岸の5000haという広大なエリアの開発計画だ。
ランビエン山の西のピークと湖岸をロープウエイで結び、湖岸は新たに街を1つ造るくらいの規模で開発される。中にはホテルやヴィラはもちろん、カジノ、遊園地、競馬場まであるという。このように、新たな開発や開発計画が目白押しのダラット。これらの開発計画を見ると、今までの静かなフレンチスタイルの高原町というイメージから、各種レジャーが楽しめる、高級高原リゾートへの発展途上にあるようだ。
(ベトナムスケッチ2004年1月号)
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